saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて9年目です。無農薬栽培のおかげで、虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

堆肥と肥料の違い & 石灰

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こんんちは。

 

野菜栽培を始めた頃は、堆肥と肥料はそれぞれ違う効果を持つということも分からないまま、野菜に必要な栄養・・という程度の考えで使用していました。

 

あれこれ本を読んでみたりして、ふんふんと分かったつもりで野菜を作ってはいたものの、全くの初心者の私が堆肥と肥料の違いを理解するのは難しかったようです。

 

そうですね~その2つの違いを理解できたのは、ここ最近のことですね~。

 

堆肥と肥料の違いを簡単にまとめると・・・

 

堆肥とは有機物を発酵させたもので、土壌にすき込むことで野菜づくりに適した土壌を作る効果があるものをいい、肥料分はほとんど含まれていません。

 

肥料とは、野菜の成長に必要な栄養素を持ったものをいいます。

 

 

堆肥の種類と効果

種類

落ち葉を原料とした腐葉土、牛糞を原料とした牛糞堆肥、鶏糞を原料とした鶏糞堆肥、などがあって、これらを畑にすき込むことで微生物の働きが活発になり野菜が育ちやすい環境が作られます。

 

堆肥の種類もいろいろあって迷うところですが、どれも土壌を改良する資材として効果があり、例えば住宅地での使用には臭いのない腐葉土が適当など、種類を選べるという利点があります。

 

効果

1㎡あたり3~5㎏の堆肥が土壌にすき込む目安量とされ、土壌を改良する効果がありますので、堆肥を使い続けることで、野菜づくりに適した、水はけや通気性の良い、保水性のある、いわゆる フカフカな土 が作られます。

水はけ、通気性が良いということは、土中に空気が通って根が呼吸しやすい環境であるということで、根の成長に良い環境ということはすなわち株全体が良く成長するということを意味します。

3年目の土壌で、野菜は良く育つ! と言われるのは、堆肥をすき込んで土壌が充実してくる頃が3年目あたりということなのでしょう。

 

 

肥料の種類と効果

 

種類

主に、茎や枝の成長に必要なチッソ、実を実らせるために必要なリン酸、根の成長に必要なカリウム が3大栄養素と呼ばれて、肥料はこれらの成分を含んでいます。

3大栄養素をすべて含んでいるものもあれば、たとえば、カリウムのみだったり、チッソのみだったり、さまざまな種類の肥料が売られています。

 


効果

これら肥料は、即効性はありませんが緩やかに長期的に効き目のある有機物でできた有機肥料と、即効性のある合成された化成肥料とに分けられます。

 

               こちらは有機肥料。

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            化成肥料。

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追肥など即効性を期待する時は、化成肥料が適していますが、化成肥料のみの使用は、土壌が硬くなり痩せていくデメリットもあります。

 

有機肥料は、即効性はないものの、緩やかに長期間の効果があり、また土壌の改良にも効果が期待できます。

 

有機肥料の中にも、即効性のある ぼかし肥 と言う肥料があって、これは発酵済みの肥料で、追肥など即効性を求める時に使用されます。

 

矢印の数字からわかるように、栄養的には化成肥料が優れています。

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また、液肥は即効性と言う点において優れていて、肥料を液体化したものです。

液肥は追肥として利用されますが、主にプランターに利用されることが多いです。

 

                  液肥。

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有機肥料は、化成肥料に比べると高額になるので、さまざまな肥料の中で価格も含めて使いやすい肥料を選ぶと良いですね~。

 

 

石灰の働きと種類

働き 

上記肥料の他に、野菜を育てる上で欠かせない、石灰 があります。

石灰は、土壌の酸度調整剤と考えれば良いでしょう。

野菜のほとんどは、弱酸性の土壌を好みます。

 

日本の土壌は時間の経過とともに、酸性になってしまうので、種蒔き時や苗植え付け時には、石灰を撒いて酸性の土壌を弱酸性にする必要があります。

 

土壌の状態を測定するための土壌酸性度測定器も販売されています。

 

           使用している土壌酸性度測定器です。

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土が乾いている時は軽く水撒きして、水分を含んでいる状態で土に差し込み測定します。

大まかに、ph6~6.5が目安です。

 

酸性の土壌では、種蒔きしても発芽しないのです。

その顕著な例は、ホウレンソウですね~。石灰を撒かないと発芽しません。

 

種類

石灰には、苦土石灰、消石灰、有機石灰、草木灰などがあります。

 

苦土石灰はカルシウムやマグネシウムを含んでいて、消石灰はカルシウムを含んでいる石灰です。

 

貝やカニの甲羅を原料とするカルシウムやミネラルを含んでいる有機石灰 と 草木を焼いた草木灰 は穏やかに長期間効果が期待できて、土壌や野菜にやさしい石灰といえます。

 

また、草木灰は根の成長のための栄養素であるカリウムを含んでいるので、サツマイモなどの追肥としても使用します。

 

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とこんな感じで、堆肥と肥料の違いについてまとめてみました。

 

野菜を元気に育てるためには、適度量の堆肥と肥料が大切で・・・過ぎたるは及ばざるがごとし・・・のようです。

特に、チッソを多く与えると、アブラムシを呼び寄せる原因になってしまいます。

 

 

我が家流、肥料と堆肥

苗植え付け時の最初の肥料(元肥)は、市販されている有機肥料チッソ6、リン6、カリ6、または、チッソ8、リン8、カリ8、など栄養素が均等に含まれているものを選んで使用します。

 

夏野菜のような即効性を求める追肥には、化成肥料を使用しています。

プランターの苗には、追肥として液肥を使用することもあります。

 

いろいろな肥料を混ぜ合わせるのが面倒なので、栄養素が均等に含まれているものを購入して、1年中栽培するすべての野菜に使用しています。

 

石灰は、全ての野菜に草木灰を使用しています。

栄養素の異なる有機石灰も取り入れてみようか・・などとも考えていますが。

 

堆肥は、我が家の庭で手に入る落ち葉を利用するため、発酵材(ラクトヒロックス)と市販のいりぬかを混ぜたものを落ち葉に振りかけ腐葉土代わりにします。

 

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ですので、堆肥購入は必要ないので、随分経済的で、助かります!😊

 

 いまだに、次はこうしたら良いかもと試行錯誤中です。

だから楽しいのかもしれませんね・・。

 

堆肥、肥料等、定着するまでは、それなりに時間がかかりますね~。

 

 

                  本日はこれにて失礼いたします~。🎎