こんにちは。
6月中旬にホームセンターで購入した コーヒーの木。
そのキャッチフレーズが 空気清浄樹 !
なんと消費者の購買意欲をかき立てる言葉なのか・・。
心惹かれるフレーズに感心してしまいます。
その申し分のないフレーズにすっかり感心して、10センチ程の観葉植物のコーヒーの木を購入したのです。
室内におくため衛生面を考えて、土を洗い落としてハイドロカルチャー用の炭に苗を入れなおしました。
購入から2か月が過ぎて背丈も14センチほどになりました。
そんなコーヒーの木に、ここ4~5日前から葉先に異変が・・
・・葉の先端が黒くなっていることに気づきました。💦
こんな感じ。
葉の裏などを見てみましたが虫がいる様子はなく、ここ数日間の環境の変化、水やりなどを考えてみました。
水やりは葉がしおれてきたくらいに鉢から流れるくらいたっぷり水やりすることは最初から変わらないことで・・置く場所は変えていないのですがそろそろ西日が直接当たるようになってきた・・と思い当たるのはこんなことくらい・・なんです。
コーヒーの木の特性
アフリカ、マダガスカルあたりが原産で、耐暑性がありますが寒さには弱く、春から秋に成長して冬は休眠期となることを特徴とします。
観葉植物として売られているコーヒーの木も、普段口にするコーヒーの原材料となるコーヒーの木と同じ品種なので、成長すれば実がなることもあります。
1メートルほどになると、甘い香りの白い花を咲かせて、受粉すると実が成り約10か月の間に緑色の実は褐色へと変化し熟していくのだそうです。
実の中の種を焙煎すると、私たちに馴染みのコーヒー豆になります。
コーヒーの木の管理
日当たりの良い場所を好むのですが、直射日光が当たると葉が焼けて枯れてしまうのでレースのカーテン等で直接の日差しを避けられる場所が適当です。
室内での肥料は、有機肥料を使用するとコバエなどの発生原因ともなるので、化成肥料が適当でしょうか・・。
2か月の間、コーヒーの木を観察していて、乾燥気味に育てることが苗を元気に維持するためのポイントとなるように感じます。
特に、冬の間乾燥気味に育てることで、寒さにも強くなっていくのだそうです。
購入から2か月の間、全く肥料をあげず、水やりだけで見た目で分かるほどの成長をしています。
葉で分かるコーヒーの木の水やりサイン
上向きにピンとしていた葉がしおれてくるのが、水分足りないんです~! のサインで
す。
こんな感じにタラ~ンとしおれます。このくらいで水やりするのがちょうど良いように感じます。
水やり時は鉢から水が流れ出るくらいに、寄生しやすいハダニやアブラムシ除け、また葉の掃除もかねて、葉も一緒に流すような感じで水やりすると良いです。
水やりから4時間後、シャキーンとしました。
葉先が黒くなった原因
葉の先から黒くなってくるという症状は、だいたい根に障害がある時、です。
根づまりや過湿、また、急な環境の変化で根にストレスがかかり、葉の先から黒くなる、といった具合になります。
今回の葉先が黒くなった原因として、購入当初から置き場所を変えていないものの、時期的に西日が直接当たるようになっている、ことが原因として考えられます。
対処法
考えられる原因を探って、株を掘り上げ痛んでいる根を切り落とす、ことが必要です。
掘り上げてみると・・・
矢印2本に赤く縮れている根を発見! 他の根と違って、力なくタラ~ンと伸びた感じでしたので切り除きました。
また、太い根の先端が矢印のように丸まっていて、そこから細い根がたくさん出て混雑しています。
まだ成長時期なので、丸まっている太い根を思い切って切り落としてみました。
株間を広くして植えなおしてみました。
こんな感じ。
さ~て、復活してくれるでしょうか!?
とりあえず、しばらく様子を観察することにしましょう。
このあとは、直射日光の当たらない場所に置き場所を変えてみます!
たま~の水やり以外手間のかからないコーヒーの木、復活を願うばかり~!
* このあと約3週間後に、幹表皮に縦に亀裂ができてしまいました。
太い根を思いきり切り過ぎたようです。
水やりしても根を切った2本の苗は、葉がしおれたまま復活の兆しが見られません。
このままだと枯れ果ててしまうでしょうね~。
しばらく水につけてみることにしました。
しばらく水につけると葉がシャキーンとするのですが、鉢に戻すと葉がしおれてしまう、ということを繰り返しました。
そこで、挿し木のように下葉を取り除いて水につけて様子を見ることにします。
暑い日は1日に2~3回水を取り替えながら、約1週間ほど過ぎた頃でしょうか、1本の苗に新しい根が出てきました。
拡大するとこんな感じ。
発根が見られたので、こちらの苗を鉢に戻してみました。
右側が植え戻した苗。
このまま無事成長してくれれば良いのですが・・!
この後の成り行きは、後日の報告としましょう。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎